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寒い季節に、ハートウォーミングな映画を。ブラス!


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先月DVD鑑賞した中から、ハートウォーミングな映画をひとつご紹介。
ブラス!(原題 Brassed Off 1996年 イギリス)

1990年中盤、イギリス・ヨークシャーの炭坑町グリムリー。仕事のために宿を借りたグロリア(タラ・フィッツジェラルド)は、荷物の中の楽器フリューゲルについて、宿屋の夫人に「夜中の演奏は遠慮してね」と注意を受け、炭坑夫達で作る歴史あるバンド「グリムリー・コリアリー・バンド」の練習場で練習することを薦められる。

バンドマン達は炭坑の閉鎖騒ぎで気が気ではなく、演奏もおぼつかなかった。そこへ入ってきたグロリアに、指揮者ダニー(ピート・ポスルスウェイト)は「よそ者は入れない決まりだ」と断るが、グロリアはここの町の生まれだと主張する。ファミリーネームで、グロリアの祖父がダニーの親友、勇敢な炭坑夫でバンドマンだったと分かる。バンドマンの一人アンディ(ユアン・マクレガー)は、グロリアの幼なじみだった。腕前は素人みたいなものだと謙遜していたグロリアだが、「アランフェス協奏曲」のソロパートで見事な演奏を見せ、拍手が巻き起こる。こうして新たなメンバーを得たグリムリー・コリアリー・バンドだったが、実は彼女の仕事は、炭坑についての報告書を作成することだった。
経営側は組合と折衝の結果、炭坑存続か、閉鎖の代わりに高額の退職金を支払うかのどちらかを、炭坑夫に投票させることになる。バンドは準決勝を勝ち取ったものの、町に帰ってきた彼らを待っていたのは・・・Wikipediaより


音楽には、特別な力があるんじゃないかと思う。
気づかずにそばにいて、人と一緒に、
笑い、泣き…寄り添っているような。
もう続けるのは無理だと思うメンバーたちと頑として続けることを望む指揮者ダニー。
ダニーは、音楽の力を信じていたのではないかな。
バンドが成功を勝ち取るまでの単なるサクセスストーリーではない。
炭坑で働く労働者たち、それを支える家族たち、炭坑の閉鎖・・・職を失うということ。

舞台であるグリムリーのモデルは、実際に南ヨークシャーにある炭鉱町のグライムソープである。
本作のストーリーはグライムソープ・コリアリー・バンドにまつわる実話を元にしている。
グライムソープ炭鉱の閉鎖が決定した92年、同バンドは全英ブラスバンド選手権に出場し、
鬼気迫る名演を披露して優勝した。
Wikipediaより抜粋

映画内でも、鬼気迫る様子が再現されています。
炭鉱で真っ黒になりながら働く男たち。
それでも決して恵まれているとは言えない生活で
支えたくとも簡単にできない女性側からの視点も。
決してきれいごとだけで済ませない描き方、そしてそこに見える希望。
力強く、あたたかい気持ちになれる映画です。
最後のダニーのスピーチ、すばらしい。


日本版ではありませんが、予告編を貼っておきます。








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