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映画「博士と彼女のセオリー」
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に励み、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生と、博士を支え続ける妻ジェーンとの愛情を描き、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。ジェーンが記した自伝を原作に、ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督をメガホンをとった。ジェーン役は「アメイジング・スパイダーマン2」のフェリシティ・ジョーンズ。物理学の天才として将来を期待される青年スティーブン・ホーキングは、ケンブリッジ大学在学中、詩を学ぶ女性ジェーンと出会い、恋に落ちる。しかし、直後にスティーブンはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。余命2年の宣告を受けてしまう。それでもジェーンはスティーブンと共に生きることを決め、2人は力を合わせて難病に立ち向かっていく。解説・画像 映画com.

主演のエディ・レッドメインがアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画です。
先月鑑賞しました。

こういう立場になったり、家族にこういうこと(病気や介護、それに対する絶望とか)が
実際起こって体験した人にとっては(わたしそう)、こういう経過をたどるのはわかる部分があると思う。
そしてそういう人にとって生きている限り希望がある、という言葉は嬉しくもある。


鑑賞後にツイッターにのせた感想です。

私は15年前、父を主人公と同じALS(筋萎縮性側索硬化症)で亡くしています。
病気などしたことがない父が、治療法がなく聞いたこともない難病になるなど信じられませんでした。
検査結果を母から聞いたときの衝撃と絶望。あんな気持ちは二度と体験したくない。
働き盛りで病の宣告を受けた父の気持ちは想像もできません。
父は母に24時間介護の負担をかけまいと気管切開を拒否し、5年の闘病で亡くなりました。
今となっては、どのような形でも生きてほしかったと思うのはわたしの勝手な気持ちで、
父と母が決めた道は、二人でしかわからない、二人の間での最良の選択だったのでしょう。

あのときの絶望を思い出したくなくて、病気ものの物語やALSに関する話題は意識的に避けていました。
人って本当につらかったことはその気持ちごと、思い出したくないものなのかも。
正直この映画も迷っていたんですよね。
なぜ見ようと思ったのか?わたしの中で少しだけ時間が進んだのかもしれません。

妻役のフェリシティ・ジョーンズがとてもよかった。
エディ・レッドメインもよくここまでやったと思います。
たとえば今、生きるのがとてもつらいと思っても、死んでしまってはおしまいで、
命より大切なものなどあるわけがなく、とにかく「生きること」が命あるもののすべきことだと
わたしはいつも思っています。

明日は父の命日。
桜が咲くと、満開の桜がとても美しい、父を見送ったお寺の景色を思い出します。
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Top▲ | by chikap11 | 2015-04-04 20:58 | くらし | Trackback
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